省エネ化・補助金活用を革新、「利益の確保」「競合との差別化」「顧客満足度向上」につなげる省エネコンサルティング
株式会社エコと省エネルギーサポート
業務内容:SII省エネ補助金、既存建築物の省エネ化・省CO2化など、経産省・環境省・国交省の省エネルギー補助金活用を複合した省エネコンサルティング
工場等の省エネ診断、設備エンジニアリング支援、省エネ関連情報発信(省エネ・補助金活用セミナー開催、補助金活用方法の紹介、etc)
事業再構築補助金/ものづくり補助金など、経営計画系の補助金申請のコンサルティングも可能!補助金のワンストップサービスを実現しています。
2019年度(H31年度)の新たな補助金が発表されましたので情報掲載いたします。
2019年度の事業概要が発表されました。導入設備のエネルギー種別によって「省エネ補助金(エネルギー使用合理化)」、「省電力補助金(電力需要の低減に資する設備投資支援事業※節電補助金)」に分けられております。
このページでは「省電力補助金(電力需要の低減に資する設備投資支援事業※節電補助金)」について詳しく紹介いたします。
国内の有名な省エネ補助金としてエネルギー使用合理化等事業者支援事業(通称:エネ合)があります。このエネ合補助金をベースとした新たな補助金が本年リリースされます。
2019年度に公開された「電力需要の低減に資する設備投資支援事業費補助金」はエネ合補助金に似たものになっていますが、いくつかの相違点によって活用状況が分かれていく模様です。
(1)区分
(2)補助対象経費
(3)補助金交付額
エネルギー使用合理化との違いは「エネルギー種別」です。電気エネルギー⇒電気エネルギーの場合はこのページで紹介している省電力補助金(電力需要の低減に資する設備投資支援事業費補助金※節電補助金)を使うこととなります。
区分Ⅱ(設備単位)においては「照明設備」、「変圧器」が含まれているか否かです。照明設備や変圧器を更新したい場合は省電力補助金(電力需要の低減に資する設備投資支援事業費補助金※節電補助金)を狙っていくこととなります。
エネ合補助金の区分 | (節電)電力需要の低減に資する | エネルギー使用合理化等 事業者支援事業 |
---|---|---|
予算(2019年度) | 100.4億円 | 383.4億円 |
補助金対象 | 電気エネルギー⇒電気エネルギー | 電気エネルギー以外が絡むもの |
対象となる設備 | 既設 | 既設 |
補助金対象と補助範囲 | 区分Ⅰ:設計費・設備費・工事費 1/3(エネマネ事業:1/2)
区分Ⅱ:設備費の1/3 | 区分Ⅰ:設計費・設備費・工事費 1/3(エネマネ事業:1/2)
区分Ⅱ:設備費の1/3 |
補助金額 | 区分Ⅰ上限:15億円 区分Ⅱ上限:3,000万円 | 区分Ⅰ上限:15~30億円 区分Ⅱ上限:3,000万円 |
省エネ達成率 | 区分Ⅰ:省エネ率10%以上 区分Ⅱ:定められた9品目 | 区分Ⅰ:省エネ率5%以上 区分Ⅱ:定められた8品目 |
対象設備 | ①高効率照明、②高効率空調、 ③産業ヒートポンプ、 ④業務用給湯器、⑤高性能ボイラ、 ⑥低炭素工業炉、⑦変圧器、 ⑧冷凍冷蔵庫、⑨産業用モータ | ①高効率空調、 ②産業ヒートポンプ、 ③業務用給湯器、④高性能ボイラ、 ⑤高効率コージェネレーション、 ⑥低炭素工業炉、 ⑦冷凍冷蔵庫、⑧産業用モータ |
2018年度のエネ合補助金採択結果は以下のようになっています
2017年度に比べて採択率では大幅な回復が見られたものの、採択件数・金額については前年度を下回っていました。電力需要の低減に資する設備投資支援事業費補助金についても同様の傾向がみられると考えております。
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